2〜4月半ば(新規案件リリース)まで振り返り
はじめに
ご無沙汰しております。nskijです。うすいと呼ばれております。
2019年は月報を書くという目標を立てておりましたが、プロジェクトが燃え盛っていたため書けませんでした。(1月振り返りでちらっと書いてましたね)
4月半ばに無事リリースできまして🎉🎉
営業さんにもお客様にも好評で本当に頑張ってよかったです。
月報を書けなかった期間にいろんなことをやらせていただいたので、その辺を残しておきたいと思います。
2月振り返り
モック作成を一人に任される
Webエンジニアとして経験がほぼない状態(当時3ヶ月)で「画面をいい感じに作って」と依頼される。
この時はリリース日だけ決まっていて仕様がほぼできておらず、画面を見ながら仕様を決めたいと企画部に依頼されたため、とにかくそれっぽい画面を作ることになった。
デザイナーはおらず、朝に3画面ほど依頼されて夕方ごろには「明後日の会議で使います」みたいな連絡も来てとんでもなかった。画面数は毎日増えていった(そりゃそうなんだけど)
とにかくCoreUI(VueとBootstrapで作られた管理画面UIのフレームワーク)で画面を作成して、仕様決定会議に使えるものを駆け足で作った。2月中旬にはサーバーサイドエンジニアが書いたPHPに埋め込んで動くものになっていった。
経験できたこと
- CoreUIを用いたモック作成
- UI/UXの考慮(知識ある人に相談しながら)
- 仕様相談と提案(企画部に見せる前に開発部である程度決めたかった)
- PHP(ほぼ読むだけ)
残業時間は45時間だった。休日出勤が1日。
3月振り返り
1週目
1ヶ月半で作ったものを全て捨てられる
別チームのプロジェクトが終了し、PLがフロントに詳しい人なので見てもらうことになった。(突然PJ入りすることになり、私への共有はなかった)
システムを組み込むことが考えられてないから使い物にならない、自分が2週間で作り直す。とのことで、3日ほど社内ニートになった。
人のコードを読んだり、Web開発の基本を勉強したりしていた。
反省
もちろんここは私にも悪かった点があり、フロント側での制御を全く考えず、見た目だけできれば良いという状態で作ったのが間違いだった。
- 自分はWeb開発における基本がわかっていない
- 時間がなかったとはいえ、考慮すべき点は自分で洗い出して知識あるメンバに相談すべきだった
- 相談していたのはあくまでも「見た目の問題」と「一人では絶対無理だから助けてほしい」ということだけだった
- 人がいないから無理という回答しかなかった...
- 上記理由で誰もコードレビューしてくれなかった(※あくまでモックだからだと思いますが)
KARTEの導入
KARTEをプロジェクトに導入したいという話があり、KARTE担当のエンジニアさんに基本的なことを教えてもらった。
(ちょうど仕事がなくなった時だったのでありがたかった😢)
配信メールに使いたいとのことだったので、KARTEの設定とスタイル設定(HTML, CSS, Nunjucks)をやらせていただいた。KARTEというものをここで初めて知ったが、ここまでデータ分析できるのはすごいとちょっとワクワクした。
また、KARTEにおけるカスタマイズが非エンジニアでもできるくらい簡単で驚いた。細かい設定はエンジニアがすることになるが、そこも設定次第で見た目の修正はHTML, CSSの知識がなくてもできる作りになってる。 はてなブログのカスタマイズに近い感覚かな。
KARTEのドキュメント読めば仕組みとか見えるはず。
開発者向けドキュメントはこちらに。
テキストメール配信サービスの(KARTE側の)リリースが遅れたらしく、今回のこちらのサービスでも最初のリリースでは使わないことになった。残念。
3日後に作業がほぼ返ってきた
開発環境は整えられてHaml, Sassが導入された。いくつか画面は作られていたが、自分が過去に作った画面をもう一度作り直すことになった。
2週目
プロジェクト参加者が増えた
仕様が7割ほど決まり、フロント側に人が3人増えたのもあって、なんとか間に合うかもしれないくらいの進捗になった。
バックエンド側は強いエンジニアがいるので、仕様が曖昧でもモノができてきていた(すごい...)。設計段階でしっかり考えられていたんだなと。
モックの時のように工数を捨てるようなことはしたくなかったので、周りの人にとにかく相談した。新しく入ってきた人がタスク振り分けをしてくれるようになり、少し背伸びする程度の課題を与えてもらえるようになった。PHPも書かせてもらったし、CakePHPでの書き方も学べた。
3, 4週目
サービスがだいたい形になってテストが始まり、バグや課題をひたすら修正する作業に入った。1日で50~80個の課題が追加される日々が続いてなかなか厳しかった。
Backlogに上がった課題でできそうなものを見つけては修正していった。手をつけたものの厳しいと感じたら先輩に相談したり、バトンタッチして解説してもらったりした。
この辺で一回倒れてしまった。自分の限界がわかってなかったと反省。
経験できたこと
- KARTE
- PHPでの簡単な制御(たまにロジックで考えるとこあった程度)
- バリデーション周りの修正
- Controller周りの調査
- JSでの制御
- CakePHPでよしなにされるスタイルの修正
- バッチ配信メールのデータ受け取り設定(インフラの人に教えてもらった)
残業時間は70時間ちょい。12連勤、6連勤とあって厳しかった。
4月振り返り(リリースまで)
本当に間に合うのかかなり不安だったが、1週目には課題がかなり減っていた。常に100以上あったのが50切ってたくらいになってた記憶。
休日が2日取れるようになったが、またもや息切れしたのか39℃超えの熱を出してしまった😇
無事リリースしました🎉
— 短冊頭 (@p_skij) April 12, 2019
4月は微修正をしつつテストをしつつ、という感じで穏やかに終わった。
そして無事にリリースが間に合いました🎉🎉🎉
苦労はしましたが、他ではなかなかできない経験になったと思います。
ちなみに私が解決した課題の数は79個
だったそうです。頑張ったね💯
その後
最終出社日でした!
— 短冊頭 (@p_skij) April 16, 2019
リリースの2営業日後が最終出社日となりました。
今回は退職エントリという名のお気持ちを書くつもりはないですが、自身の反省や学んだことくらいは書きたいかなと思います。
この案件を通して「もう少し居てもよかったかもな...」と思うこともありましたが、迷うくらいの時期がいいんじゃないかと思っていたりもします。「こんな会社辞めたるわ!!」みたいな心境ではないのも、支えてくれたエンジニアのみなさんのおかげです🙏
現在
次は関東に引っ越すことだけ決めており、転職活動中です。
なかなか博打打ちな選択になりましたが、これもまた人生。
良い選択だったと言えるように動いていきたいと思います。